——未来

孫「おじいちゃーん、外国の映画みにいくからコンニャク買いたいんだけど、お小遣い無くてさ」

爺「しかたがないのう(ちゃりちゃり)」

孫「わーい!」

爺「しかし今の世の中は<ほんやくコンニャク>があって便利じゃのう。ワシの若い頃は吹替えっていうのがあってな」

孫「ふきかえー?」

爺「映画のシーンに合わせて声優が日本語をあてるんじゃ、そうすることでほんやくコンニャクを食べたかのように映画を楽しめる、という寸法じゃ」

孫「へぇー面白そうだし、コンニャク苦手な人でも楽しめるし、お腹いっぱいで食べられない時にも便利だね!」

爺「しかしなあ、その声優に人気があるとか有名であるというだけで声優経験が乏しい人でもなんでもかんでも起用することがあってなあ、画面と声が全然合ってないという事も多々あったんじゃよ」

孫「それじゃ、最近のコンニャクと一緒だね」

爺「?」

孫はコンニャクを買ってきて爺に見せた。パッケージには「もう洋画は怖くない!主役の声が○○(未来のイケメン日本人俳優)になる!」という文字があった。

活きのいいアサリを沢山手に入れたので、王子と撫子に分けてあげた。

帰宅した王子は早速アサリの砂抜きに取り掛かる。しばらく塩水につけていると、アサリに付いていたらしい小さなカニが這い出してくるのを見つけた。王子はスマホを取り出し「アサリからカニ」というワードでググり始める、すると情報が色々と出てきた。このカニをどうしたらいいのだろう。

その頃、撫子のほうも帰宅しアサリの砂抜きを始めていた。彼女のアサリにも小さなカニがついていたが、活きのいいアサリにはよくある事なのを知っていたので特に何も考えることなく放置した。

二人は晩御飯にアサリを食べた。とてもおいしかった。

翌日、二人が私の所に来てアサリのお礼を言ってきた。そして王子が小さなカニの事を切り出してきた。

結局王子はカニを可愛そうに思い、わざわざ海まで行って放してきたらしい。対して撫子のほうは気にせずカニごと茹でて味噌汁にして食べたそうだ。

この後、王子と撫子は互いのカニへの処遇について激論を交わし結構な喧嘩に発展することになるが、私は王子も撫子もどっちもかわいくて好きだから、適当な所で落としどころが見つかるといいなあ、と、ただそう思う。

(フィクション)

───あんなに竹だったっけ?

近所の小さな山を見て言った。数年前まで山裾にしかなかったような気がする竹林が頂上のほうまで広がっている。

───商品としてタケノコ採りをする人がいなくなったからね。

なるほど、僕の思った数年前の竹林というのが2011年より前ということが判明する。

僕の目の前に見える、ドラえもんに出てくる学校の裏山みたいな山では竹林が広がっているが、もっと田舎のほうでは食べ物が少なくなったイノシシが山から下りてきて、山裾のタケノコを食い尽くしてしまい、竹林が弱っているらしい。

───あのさ、関係ないけど、ちょっと欲しいものがあって、6万くらいするんだけど、どう思う?

───事の次第による。

事の次第。なりゆき、6万を使う理由、ロジック。

30過ぎのおっさんにとっては、手の届かないような高額ではなく、使おうと思えばいつでも使える6万。けど、もう若いころのように一人で生きてる的適当さでカネを使うことが出来ない。シャカイテキセキニンによって、6万を使うための至極真っ当で誰もが納得するロジックが必要なのだ。

先日は完璧なロジックによって13万円のPCを買った。なぜなら、買わないとPCが家に一台もなくなってしまうからだ。なにも13万もするPCじゃなくても良いはずだけど、そこはロジックの組み方次第、ちょっとの工夫でより良いPCを手に入れることができた。しかし、今回の6万には明快で納得のいく根拠を見いだせないため、僕はなかなかコレを手にすることは出来ないだろう。

6万に思いを馳せる。大した額じゃないよなあ。こんなケチな額であれこれ頭を悩ませている己の小ささよ。でもどんなに少額でも、シャカイテキセキニンがあるならきちんとロジックを組まないとダメだよね。どこかの政治家の5000万円の借用書みたいなもので世の中が成り立っていくなら誰も苦労しないのである。

 

前回記した話に、新たな動きがあった。結論から言えば、ひとまずシンバは生きている。

社長にも良心の呵責はあった。

小さいながらもの一企業の長として、近隣住民とのトラブルを抱えるわけにはいかない。かといってシンバを一から躾けることは自分には出来ないだろう、そして家族の助けも得られない。このまま保健所からシンバを連れ戻しても、同じようなトラブルが起きることは目に見えている、だからシンバは手放すしかない。しかし、このまま保健所で処分というのはあまりにも酷い仕打ちではないだろうか。

そう考えて、シンバはひとまず保健所から社長の親戚の家へと移ることになった。これでシンバは一命をとりとめたが、まだ根本的な解決には至っていない。

その後も色々と進展はあるものの、文章に記すのはここまでにしたい。

シンバの一件以来、村上春樹さんの壁と卵の話の事をよく考えていた。多くの人が、ひとまず卵の側に立って物事を考えていくというのは、必ずしも絶対に正解にたどり着く確証はないけれど、致命的な間違いへは絶対に進まないよなー、と。

不条理の種に対抗する唯一の手段かもしれない。

久しぶりに風邪を引いた時に、こんな話を聞いて、そしてその日の夜に観た夢の話。

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とある電設業を営む会社には、明け方になると激しく吠える犬が居た。名前をシンバという。

シンバは子犬の頃にこの会社の社長が連れてきた。以来8年ほどの間、この会社の敷地に建てられた犬小屋で寝起きし、餌を与えられ、知らない人間に吠えかかり、知っている人間とは柔和な態度で接した。慣れた人にとっては気のいい犬だったが、多くの人間にとってはしつけのなってない頑固で嫌な犬の印象しか持てないような犬だった。

シンバは明け方に吠えた。そうすると飼い主が家から出てきて、首輪の鎖を解いてくれることを知っていた。自由になったシンバは、自分の縄張りを巡回し、然るべき場所へ小便や糞をして、朝ごはんの時間になったら戻ってきた。

一切散歩に連れて行ってもらえないシンバにとって、この自由なひとときは必要なものだった。とはいえ、この会社の所在地は田舎ながらも住宅が密集する地域、このような飼い方が許されるわけはなかった。近所の住民からは、お宅の犬がまた明け方にうるさく吠える。お宅の犬がまた離れている、あちこちで糞尿をばらまいていると再三苦情が来ていた。

その日もシンバは当然のように吠え。社長は面倒くさそうにシンバの鎖を解いた。そしてこれがシンバにとって、あらゆることの最後になった。通報を受けた保健所が野良犬としてシンバを捕らえたのだ。

これを確認したご近所さんの一人は社長に事の顛末を話し、今後また同じような事があれば同じように保健所にお願いするし、それが嫌なら裁判で決めましょう。と強硬な姿勢をとった。

保健所からは、1週間以内に引き取りに来て下さいと通達された。

ある日、社員は片付けられた犬小屋に気付き、社長にどうしたのかと聞く。

「シンバいなくなっちゃって戻ってこないんだよ」

数日後、この社員が本当のことを知るに至り、私も知るに至る。

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どうすることもできない、行き場の無い怒りのような、黒い蠢きのような気持ちを、どこにも吐き出すことが出来ないとき、それが不条理の種となってポロリと辺りに散らばる。それは梅干しの種のような皺を持ち、鮮度の悪い内蔵のような色をした、不定形の種で、大小様々ある。

辺りを見渡すと、一面にその種が撒かれている事に気づく、いつの間にか種に覆われた世界に立っている。

突然この種が世界にばら撒かれたというよりは、自分の目がこの種を実体として見る事が出来るようになってしまったようだった。

しかし、これが見えたからと言って、どうしたらいいのかは全く解らない。なにしろ辺り一面。大量にばら撒かれてある。むしろ地面が見える場所が無いくらいまでにびっしり撒かれている。まるでこの状態こそが正常であるかのような、自然の摂理の如き有様なのだ。

自然の摂理なのかもしれない。という思いもこみ上げる。我々の周りには常に、どうすることもできない、どう乗り越えていいのかも解らない、回避のしようの無い、不条理な出来事で充満しているのかもしれない。それは、全く納得のいかない事だけど、どうすることもできないものだから、種となってこぼれるしかないのかもしれない。そして、こぼれた種が発芽した時、恐ろしい出来事に生者を飲み込み、更に種を増やす。絶望のような気持ちと吐き気に襲われて目を覚ました。そんな悪夢。

レキシーランド

完全にはまってしまいました。レキシ。

ライブにも行って参りました。

そしてこんな動画にも参加してみたりしました

今は久しぶりに打ち込み熱が滾りまくっていて、ええじゃないかをコピー中でござります。

ひたすら音楽で遊んでる日々。マイクラずっとやってない。PS3のコントローラの握り方忘れてるかもしれん。

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・1日1700kcalを目安にする
・昼飯以降の間食ほぼやめる
・毎日ガリガリ君食ってる
・炭水化物少な目
・夕飯時の炭水化物不要論
・1日3食、でも夕飯抜きも可
・つけめんは食べておk(その際はカロリーオーバー気にしない)
・たまに食い過ぎる

という感じのテキトーダイエット方針。

で、今月の体重推移

9/1 73.7kg
9/2 73.7kg
9/3 74.5kg つけめん麺400g食った
9/4 74.4kg
9/5 74.3kg
9/6 73.6kg
9/7 73.4kg
9/8 73.5kg
9/9 73.1kg
9/10 72.4kg

順調!

去年の今頃、夏場の過酷な労働によって体重が68kgまで下がった、身長的に完璧な標準体重BMI22となっていたし健康であった。

しかし今年の夏は立場も変わってしまってハードワークがあまりなく、つけ麺にハマりまくったため、一気に75kgまで増量してしまった。これはいくない。

というわけでダイエットを始めた。やり方は毎日の総カロリーを1700kcal以下にするだけ。軽く運動したいところだが暇が無い。仕事上歩き回って身体動かしているから運動の面は足りていることとする。

推移

8/24 75.1kg
8/25 74.7kg
8/26 74.7kg
8/27 74.0kg
8/28 74.1kg
8/29 73.7kg

目標は11月までに68kgくらいになること!はたしてどうなるかな?

 

 

いやー面白いっす、スカイリム。これは間違いなく名作ですね。

10年代のゲーム史を語る時に絶対名前が挙がるでしょうね、マイクラとスカイリム

なにしろアートワークが素晴らしい

北方地域を舞台にしているせいもあって、彩度落として落ち着いた色合いの世界。細部は詳細に描かれているものの、全体を見るとまるで水彩画のようなふわりとした非現実性を感じて、それがまたファンタジーな世界観を導いてる。この世界を見て回るだけでも素晴らしい没入感を得られる所。すごいなあ。

描画品質はミディアムで遊んでいるけれど、十分なグラフィック。グラフィックどうこう、という前の、コンセプトの段階がしっかりしてるんでしょうね。おそらく低画質にしても違和感は無いだろうと思われる。

川がすごい

この、川の流れの表現にはびっくりした。すごいよコレ。コレのせいでずーっと川伝いに歩くのが趣味になってしまっている。滝もすごい。色々すごい。

自キャラおよび人物の造形

これはSkyrimでの俺の分身、Magollow爺さん。ウッドエルフ推定3000歳である。

前作オブリビオンではアクの強い、いかにも洋ゲーっていう人物造形だったが、今作はバランスがいいですね。日本人にも受けがよさそうだし、アメリカンが好むガチムチも造れるし、いい所を取ってる。

まだ始めたてですが

もう神ゲー確定です。色々と残念な所もあるけども、きっとMODでどうにでもなりそうだしね。

あけおめ

2011年が始まるときの俺は、今年は勝負の年だウオー!っつって気合がはいっていたのだ。

色んな計画を練って、色んな想定をした。

だけど、想定していた最悪のパターンを軽く乗り越えるレベルの一年になってしまった。

 

失ったものが凄まじい。

 

でも何故か精神的にはやる気に満ちてる不思議。色々なことがあったけど、生活は不安定だけれでも、やりたい仕事は出来ているし、日々を暮らしていけているというのが大きいのだろうか。

来年は個人的に勝負しないの年だと思っているんだけども、時代がこんなだから、自分で思うようには生きていかれないかもしれない。どうなることやら暗雲立込みまくっているが、何故か前進していく事に躊躇が無い不思議。

ネット上では

オンライン上のまごろーさんにとってはとても楽しい一年でしたね。3月の頃はゲームとかする気にすらならなかったのに、今のこの詰みゲーっぷり。

特にマイクラ始めたことによって生放送やったり色々し始まったのが大きい。とても楽しい思いをさせて頂きました。

まごろーとかいうおっさんに付き合ってくれた方全員に感謝!!!!!

ことしも

よろしくおねがいします